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ブルガリ、イタリアで誕生

創始者「ソティオ・ブルガリ」は、ギリシャのカラリテス地方で先祖代々の技術を受け継いだ銀細工師の一族に生まれました。小さい頃から才に長けた子供だったというソリティオは、後に父の仕事を継承します。しかし1876年にバルカン戦争が勃発すると、安全を求めイタリアに移住、ここに古代ローマとギリシャの文化が融合しました。「BVLGARI」という表記も、古代アルファベットには「J」「U」「W」の

3文字が無く、中世まで「J」は「I」、「U」は「V」と区別されていなかったことに由来し、歴史の重みをかもし出しています。1884年、ソティオはローマのシスティーナ地方に店を構えました。その細工の妙は、同じ形のモチーフを精巧に重ねて壮大な建物に仕上げるというギリシャ建築の手法にヒントを得ており、カラーバリエーションの華やかさは彼のファッションへの造詣の深さと、抜群のセンスから生まれたものといえます。



ブルガリスタイル

20世紀初頭には、ソティリオの息子、コンスタンティノとジョルジョ兄弟は、当時の宝飾界を支配していたアール・デコ、アール・ヌーヴォー、ロココといったフランスの宝飾様式を離れ、ギリシャやローマの古典主義の作品を発表します。ペンダントヘッドなどのモチーフとして多用されるゾディアック(星座)は、ギリシャ神話がそのルーツとなっています。歴史の素晴らしさを受け継ぎながら、それらをモダンなデザインにして蘇らせる、「ブルガリスタイル」が確立されました。代表作としては、ゴールドやシルバーの素材をコイル状に巻くという工芸技術を用いたトウボガスラインや、蛇をモチーフにしたスネークリング、括弧をモチーフにしたパレンテシ、オニキスなどの宝石をはめ込んだブルガリ・ブルガリシリーズがあげられます。
第二次世界大戦直後に、ブルガリの歴史における重要な変化が起きます。ブルガリにとってターニングポイントとなったこの時期、当時宝飾界を支配していたフランス風の流儀から一線を画し、独創的なスタイルを生み出すようになりました。そのインスピレーションの源は、イタリアンルネッサンス、ギリシャやローマの古典主義、さらに19世紀ローマのジュエリー様式にありました。ブルガリの海外進出は1970年代に始まり、最初の海外店をニューヨークにオープン後、パリ、ジュネーブ、モンテカルロと続いていきます。80年代に入り、ブルガリが「ブルガリ・ブルガリ」ウォッチを発売すると、これが全世界で大変な評判となり、不変のクラシックとしてみなされるようになります。この時期にはまた、ブルガリウォッチを製作するために、ブルガリタイム社がスイスに設立されています。1984年には、ジョルジョの息子のパオロとニコラがそれぞれブルガリの会長、副会長に就任する一方、甥のフランチェスコ・トラーパニが最高経営責任者(CEO)に任命されました。1990年代初頭、ブルガリは明確な多角化戦略を打ち出します。先ず、ブルガリ パルファン社がスイスに設立されることによって、ブルガリグループは高級フレグランス市場に参入を果たします。
次いで1995年7月17日、持ち株会社のブルガリS.p.A.がミラノ証券取引所に上場し、現在では同社の株が、ロンドン証券取引所のIRSでも取引されるようになっています。
1997年、ブルガリは、オリジナルデザインと最高級のイタリアンクラフトマンシップを特徴とし、スカーフとネクタイで構成される、最初のシルクコレクションを発表します。さらに翌1998年には、レザーグッズとアイウェアのコレクションをそれぞれ登場させています。

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Last update:2021/3/5

 
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